アメリカには、ヒッピーで、肩にかかるほど
髪が長い人はたくさんいるけど、
中米では、髪の長い人を
まったくと言っていいほど見かけない。

ぼくの髪型で、もうロン毛レベル
(日本のミディアムヘア)。
日本でたとえると、グラサンにロン毛の
みうらじゅんさんが街を歩いていたら目立つように、
アジア顔で(中米での)ロン毛が
中米を歩いていると、目立ってしまう。

猟師がいちばん銃を向けるのを嫌がるのは
サルだとどこかで聞いたことがある。
それは、動物の中でサルがいちばん、
人間に似ているから。

人間は自分に似ているものを攻撃せず、
自分とは違うものに攻撃をするという、
性質をもっているように思える。

ということで、もっと中米に馴染むために、
攻撃を防ぐために、
エルサルバドルの東のほう、サン・ミゲルで
髪を切ってみた。

旅中に髪を切るのは、ラオスヨルダン
今回で3回目になる。

サン・ミゲルの街を歩いていると、
結婚式用?ドレスのお店が多い。
数にすると10軒近くある。

床屋さんも多く、20軒以上もある激戦区だ。
お店の外の看板から判断するに、
ここの地域での相場は2ドル(約215円)。

日本だったら、1000円カットだって安いのに、
都内の美容院の価格6000円で考えると、
28分の1だ。

つまり、1ヶ月に1度、都内の美容院に通ってた人は、
同じ価格で、2月(28日間)だとしたら、
毎日エルサルバドルの床屋に通えるということだ。

この国が安いのか?

日本の都内が高すぎのか?

話それるけど、
赤白青のマークって世界共通なのかな?
なんで、赤白青なんだろう?
知ってる人いたら教えてください。

で、歩き回って、
お店の佇まいがいちばんかっこいい、
黒い外装にMと書いてあるお店に入った。
2.25ドルと相場より少し高いが、
0.25は自信の表れだと思ってここに決めた。

担当してくれたのは、
ぽっちゃり体系の女性、リリアーナさん。
英語はまったく通じないため、お任せに。

まず最初に、髪の毛が背中に入らないように
首に巻いたのは、トイレットペーパー。
日本だったらゴム素材のようなものを
巻くのが一般的だろうか。
トイレットペーパーでも、大丈夫なんですね。

トイレットペーパー、最強説。

バリカンでガツガツ襟足を剃っていく。
あれ、もしかして、バリカンで全部切るのかな?
と思ったら、
ハサミを出して頭の上のほうを切っていく。
日本のように、髪を洗う場所はない。

リリアーナさんが、
いちばんこだわっていたのは、襟足。
何度もバリカンで剃っていた。
たしかに、エルサルバドルの人は、
みだれなく、隙のない襟足をしている。

完成です。
割とぶなんにまとめてくれました。

わたしもここで髪切りたいという女性の方、
安心してください。
「L」レディーのお店もありますから。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
これで、もっと中米に馴染めそうです。

このときの場所/エルサルバドル サン・ミゲル
現在地/アルゼンチン

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