ホンジュラスのコパン・ルイナスから
グアテマラを経由してエルサルバドルの
サン・サルバドルに着いた。

このサン・サルバドルという街、
ある日本人の方のブログには、
「ひとりの場合、2ブロック歩くのにも、
タクシーを使ったほうがいい」と
書かれていたため、かなり警戒をしていた。

そのため、ホステルのスタッフさんに
「この(ホステルから1キロほど先の)
教会に行きたいんだけど、
何番のバスに乗ればいい?」と聞いてみた。

すると、「ここまでは歩いていけるよ」と言う。
「デンジャラス?」ぼくが聞くも、
「ぜんぜん大丈夫」スタッフさんが言う。
あまりのあっさり返事に拍子抜けする。

たしかに歩いてみると、
事前情報よりも安全に思える。
(これから行く方は、時間帯と地域に注意して、
警戒は怠らずにね)

どれくらい、安全かって、
赤ん坊におっぱいをあげながら、
道を歩いているお母さんがいるくらい。

行きたかった教会を訪ね、
そのあと野菜やフルーツ、日用品なんかを
売っている市場を歩いていると、
「なんとかかんとか(スペイン語)、コラ、コラ」と
出店で販売している人たちがみな叫んでいる。

ここまで、中米を旅して来たけど、
「コラ、コラ」と叫びながら
売っている人は見たことがない。

「コラ、何見てんだよコラ」と
ヤンキーが息巻いて言うように、
もしかして怒っているのだろうか?

あっちのほうで「○○、コラ、コラ」、
こっちのほうで「○○、コラ、コラ」、
そっちのほうで「○○、コラ、コラ」。

ここは、世界でいちばん怒りんぼが
多い市場なのだろうか。

長い市場の通りを歩いていると、
「Dollar city」と書かれた
大きな建物のお店を発見した。
入ってみると、すべての商品が1ドル、
日本で言うところの100円ショップだ。
品揃えもたくさんあるいいお店だ。

お店を出てふと気づいてしまった。
「コラ、コラ」って、
も、し、か、し、て、「ドラー、ドラー」?

エルサルバドルは、他の中米の国とはちがい
なぜか流通している通貨が
「$(USドル)」なのです。

読んでくれている方は、
「お前の耳わるすぎだろ」とか、
「話、持ってるだろ」って、思っていることだろう。

なので、「コラ、コラ」に聞こえるかどうか、Twitterにあげた映像をご覧いただきたい。

どうだろうか?耳のわるいぼくには、
ほんとうに「コラ、コラ」に聞こえてしまったのだ。

なぜ、「コラ」を2回繰り返す人が多いのかは謎です。

サン・サルバドルに行ったら、
ぜひ怒りんぼさんを探してください。
竹中直人さんのように笑いながら怒ってますから。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
日本語もうまく聞きとれないのに、なんとか
英語やスペイン語聞きとろうと旅してます。

このときの場所/エルサルバドル サン・サルバドル
現在地/アルゼンチン バリローチェ

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