同じことばを言われても、
うれしい時と、うれしくない時がある。

それは会話の文脈だったり、相手の表情以外にもあって、
イントネーションという存在によるものだ。

「本当、バカだな」

書き言葉だと絶対うれしく聞こえないのだが、
不思議なことに文脈とイントネーションの妙技によって
うれしく聞こえてしまうことがある。

このイントネーションというやつを
巧みに使いこなしている俳優が、小栗旬さんだ。

ドラマの『花より団子』なんかでも、
すっごい優しい喋り方をしていて、女子をドキドキさせていた。
きっと小栗旬さんまでの域に達すると、
いろんな「バカだな」を持っているのではないだろうか。

「馬鹿だな」「バッカだなー」「ばかだなあ」
言葉で書くと、なかなか伝わらない。
だからこそ書くというのはむずかしいではありませんか。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
イントネーションの本質は、そこに心があるかどうか。

現在地点/ブラックマカクいるかな?

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