ナチス政権下のドイツが、ユダヤ人やポーランド人を
大量虐殺したアウシュヴィッツ強制収容所に行ってきました。
1940年から1945年ものあいだ、
130万人もの人びとがヨーロッパの各地から連れてこられ、
(110万人はユダヤ人、14万から15万人はポーランド人)
110万人もの人がこの場所で命を失いました。
110万人という数は、想像もできません。
列車でこの地に来た人々から没収した
靴やかばん、食器、メガネを見ると、
数とそこにあった命を、
ほんのすこしだけ想像することができます。
ものすごい数の遺品を見たときは、
ぞっとして、この場所にいたくないなと
はやく立ち去りたいと思ったんだけど、
アウシュヴィッツ強制収容所の外(施設内)を
歩いているときは、いやな感じがしませんでした。
太陽が出ていて、青い空。
気持ちのいい風がふいていて、
小鳥のさえずりまで聞こえてくる。
ほんの何十年か前に、そんな日常にある景色のなかに
アウシュヴィッツ強制収容所がつくられたんです。
平和な日常のなかで、大量殺害が起きていた
かと思うと、急にこわくなりました。
人が人を当たり前に殺していた日々。
アウシュヴィッツ強制収容所の写真です。どうぞ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
気をつけないと、いつわるい芽が生まれるかわかりません。
このときの場所/ポーランド アウシュビッツ
現在地/日本 埼玉
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