ベルギーのブリッセルでおしっこをしている
「小便小僧」を観てきた。
「デジタル大辞泉」さんによると、
由来には諸説あるが、
ブリュッセルを包囲した敵軍が
城壁を爆破しようとした際、
少年が導火線に小便をかけて火を消し、
町を救ったという伝説が知られている。
とあります。
すごいじゃないか、「小便小僧」よ。
ブリッセルの「小便小僧」は、
コペンハーゲンの「人魚姫」、
シンガポールの「マーライオン」と並んで
世界がっかりスポットなんて言われている。
がっかりするっていうのは、期待があって
はじめて成り立つものだから、
「小便小僧」になにからしらの期待を
よせていたのだろう。
みんなはどんな期待をしていたのだろうか。
ぼくの場合は、「小便小僧」が
ぼくの夢を叶えてくれるだろうとか、
ピストルのような勢いで
おしっこしてるんだろうなあ、などと思わず
なんの期待もせずに観に行ってみた。
うん、小さな子どもの像が小便たれている。
それを、世界さまざまな観光客が
うれしそうに写真を撮ってるじゃないか。
「小便小僧」の近くには、
小さな張り紙があって、
そこには、コスチュームの内容が書かれている。
コスチュームは日替わりになっていて、
日によっては、午前と午後でコスチュームを
変えているようだ。
こういう観光客を楽しむための工夫（アイデア）
がされていることを知れただけでも、
来たかいがあったなあ。
（この日は、スウェーデンの服でした）
がっかりするか、しないかは、
他人じゃなくて自分で決めるものだよね。
ああ、そうそう、ブリッセルに来て
もうひとつうれしいことがありました。
「小便小僧」のいるブリッセルには、
「小便少女」もいるってことを知りました。
彼女にも、なにか洋服を。。。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
できるだけ自分の目で見てみたい。
このときの場所／ベルギー ブリッセル
現在地／アメリカ ニューヨーク
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