ジョージアのカズベキで出会った
2人の同年代の日本人旅人と話しをしていて、
ある会話で「それは、バカのボリュームを
上げないとだね」と、ぼくの口から出た。

どこかで聞いたとか、
どこかで考えたとかではなく、
不意に口から出てきたことばだ。
(「それ、俺のコトバだぞ」という人、すいません)

2人の旅人もこの言葉を気にいってくれたんだけど、
この「バカのボリュームを上げる」というのは、
いろんな人へのアドバイスに使えるぞと思っている。

たとえば、ずっと友だちだった人を
好きになってしまったときなんか、
バカのボリュームを上げるといいだろう。

まじめに考える人であればあるほど、
相手に「好きだ」なんて言って
友だちの関係性を崩したらどうしようとか、
関係性を崩すくらいなら、
友だちのままで十分なのかもと思ってしまうだろう。

もちろん、一歩進むことで、
関係性を壊す可能性も十分にある。
でも、それ以上の関係性にするのであれば、
考えすぎずにバカのボリュームを上げて、
「好き」であることを
コトバなのか行動なのかで伝える必要がある。

考えることは、すんばらしいことなのだけど、
考えるを一旦置いておいて、
行動したほうがいいときが世界にはある。

告白することだとか、起業することだとか、
表現することだとか、旅をすることだとか、
いろんなことがバカのボリュームを
上げることで実現できる。
いや、バカのボリュームを上げないとできない。

世の中には、バカのボリュームを
いちいち意識して上げる必要なんかなくて、
バカをやり続ける天才たちもいる。
(このバカってのは、尊敬をこめてね)

でも、たいていの人は、恥ずかしがったり、
どっちに転ぶかわからない未来にたいして
自信がもてなかったりするわけで、
バカのボリュームを意識的に上げる
っていうのが行動につながると思うんだ。

勇気の必要な行動の手前には、バカがある。

アントニオ猪木さんなんか
あんときから「バカになれ」と言い続けてるよね。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
バカのボリューム上げてますか?

このときの場所/ジョージア カズベキ
現在地/マケドニア → アルバニア

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