ダバオで愛される大統領

「ロドリゴ・ドゥテルテ大統領」

この名前を聞いて、どんな印象が湧くだろうか？

日本のテレビメディアなんかを通してみると、
アジアのトランプなんて評されたりと、
「なんだか、乱暴なひとだなあ」という印象を受けていた。

でも、このフォリピン、特にここダバオでは、
多くのひとが彼のことを愛している。

みんな、ドゥテルテについて語ることが好きで、
SMモールで話したフィリピンの兄貴なんかも、
「彼のおかげで、ダバオは（いい意味で）変わった」
「彼は、贅沢が好きじゃなくて、
隣で普通にバナナを食べていたこともあるよ」
なんて話をしてくれた。

あるひとから見たら、よくないひとも、
あるひとから見てみると、いいひとなんてこともある。

もちろん、誰にとってもいいナイスなひともいるし、
誰にとっても、いやなやつもいるけど、
大抵の人間ってやつは、思っているよりも多角形なのです。

居酒屋の店員に対して、敬意のない態度をとる彼氏は、
居酒屋の店員にとっては、さいていなやつでも、
となりの彼女にとっては、そんなの関係なく好きなひとなのだ。
ま、「そういう態度はよくないよ」と、
言える彼女であってほしいのですが。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
よく見ると人間も地球も、でこぼこしている。

現在地点／週末には、大統領も地元ダバオに帰ってくるようです。

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