『ISLAMIC ARTS MUSEUM MALAYSIA』に行ってきた。
イスラム調のデザインがほどこされた
剣や鎧、装飾品や、衣装などが展示されていて、
「デザインの魂は細部に宿る」
そんなことが実感できるような展示でした。
その時代、その時代の職人たちが、
丁寧に時間をかけて作ったたんだろう。
印象に残ったのは、イスラーム教の聖典コーランや、
カレンダーを持ち運びやすいように小さくしたもの。
人間技とは思えないほど小さな字が書かれている。
どんなところでも、持ち運べるように
できるだけ小さくしたのでしょう。
仏教においても、懐中仏という個人が運べる
ポケットサイズの仏が作られてきた。
昔の時代から個人でいつでも利用したいと思うモノは、
小さくするというアイデアが存在した。
そう考えると、パソコンがスマートフォンに
変化したのは、必然だったんだろうなあ。
これから小さくなるのは、なんなんだろう。
車はどうだろうか。
Uberがある意味で車の持ち運べを実現している。
人間には自然が必要だ。
木はどうだろうか。すでに盆栽が存在する。
ポケットに入る盆栽はまだないかもしれない。
水はどうだろうか。
小さくするというアイデアがある一方で、
大きくするというアイデアがある。
大仏だとか、大きなモスクだとか、
大きくすることで、人が集まるようになる。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
小さくする、大きくする、これもアイデアだ。
現在地/クアラルンプール
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