標高3、102メートルあるセロ・トーレ
(Cerro Torre)を拝むために歩いた。
どうやら、セロ・トーレは世界の中でも
登頂がむつかしい山らしくて、
世界中のクライマーを興奮させたり、
泣かせてたりしているらしい。
セロ・トーレが見られる湖までに行く途中、
雪の積もった木のように木々が白くなっていて、
紅葉とのコントラストが美しいと思った。
だけど、近くから見ると、
どうやら、燃えてしまった木々のようだ。
雪のつもった木のように、きれいに見える、燃えてしまった木々。
ルワンダの教会で見た、天井の穴から
入りこむ美しいいくつもの光が、
無差別に放たれた拳銃の跡だったように、
ニンゲンが美しいとこころで感じるのと、
そこにある事実の美しさは、
いっしょとは限らないものだ。
湖まで歩いて行きましたが、
残念ながら、セロ・トーレさん(山)は、
近くでは顔を出してくれませんでした。
ただ、遠く離れた場所で顔を見せてくれました。
ずいぶんと照れ屋なようです。
セロ・トーレさんまでの道のりです。どうぞ。
最後の最後に顔を出してくれたセロ・トーレ。
最後の写真に写ったとんがっている山です。
こんな山を登ろうとするんだから、
ニンゲンていうのは、よく深い動物だ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
素手と命綱だけで登った人もいるみたい。
このときの場所/アルゼンチン エル・チャルテン
現在地/ポルトガル ポルト
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