ケツァールという鳥をご存知ですか?
知らないという方が多いかと思います。
ぼくも中米に来るまで、知りませんでした。
世界でもっとも美しい鳥のひとつで、
アメリカ大陸で、もっも美しい鳥と、
評されることもある中南にいる鳥です。
アステカ族の言葉で「quetzalli」は、
美しいや、貴重という意味をもち、
マヤ文明では、聖なる鳥として扱われ、
ケツァールの彫刻が数多く残されている。
グアテマラでは、日本でいう「円」、
通貨の単位が「ケツァール」となっている。
しゃれているじゃない、グアテマラさんよ。
日本でも、「円」を「キジ」にしていたら、
店員さんが「1000キジ」のお返しですと、
今頃言っていたかと思うと可笑しい。
このケツァール、見ると「幸せになる」
なんて、言い伝えもあるらしく、
ガイドさんをつけて、
コスタリカの森を散策した。
結果、ガイドのアントニオさんのおかげで、
オスのケツァール2羽を見つけることができた。
ただ残念なことに、いい写真はないので、
この小さく写っているケツァールを見て、
これを読んでる方も幸せになってしまえ。
えっ!?見えないって?
葉っぱの緑に隠れている、
エメラルドの緑の羽、見えないかなあ?
まっ、見えないあなたには、もうこれ。
宿にあったケツァールの写真。
これで、あなたも幸せに。
目がまん丸でマンガみたいなかわいさでしょ。
双眼鏡を通して、ケツァールが巣から
飛び立つ姿も見ることができた。
お尻の羽が長くて、あざやかなこと。
これだけだと、書いた気がしないので、
ガイドのアントニオさんを通して学んだ
幻の鳥、ケツァールの見つけ方を書くとしよう。
素人ひとりでケツァールを見つけるのは
正直言ってむつかしいので、
ガイドさんをつけることをオススメします。
探偵として、人を探すときとか、
FBIになるときとかの参考までにね。
○ひとつ、巣を知っていること。
アントニオさんは、森の中にある
ケツァールの巣を把握してた。
指差した先には、言われると気づくくらいの
小さな穴が木の幹にあいている。
探したい対象の「家=ホーム」が
どこにあるかを知っていること。
季節や、エサが何かといった生態もね。
○ふたつ、鳴き声をマネできること。
「コッ、コー、コッ、コー」と、
ケツァールのモノマネができるアントニオさん。
たまに、ケツァールが反応して鳴くと、
とてもうれしそうな顔をする。
相手の言葉を使うこと、
相手が反応する言葉を使うこと。
○みっつ、とにかく探し回ること。
とにかくケツァールが好きなのか、
ぼくにケツァールを見せてあげたいという
プロフェッショナルな心持ちなのか
わからないけど、短時間のなかで、
とにかく、森を歩き回った。
最後は、これにかぎるね。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
きっと、フライデーさんもこんな感じなんじゃないかな。
このときの場所/コスタリカ サンホセ
現在地/パラグアイ
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