ニカラグアは、中南米のなかで最貧国のひとつ。
そう、グアテマラの国で会った
日本の旅人から聞いていた。
ぼくは、レオンと、グラナダという
ニカラグアの中でも栄えている街にしか
滞在しなかったので、とくべつに貧しい国と
感じることはなかった。
飲み水の値段もけっこうお高い。
ただ、「こういうところは、貧しいなあ」と
思った瞬間もあった。
それは、お釣りをごまかすところだ。
日本のコンビニやレストランで支払いだと
特に細かい小銭を数えることは
そこまで真剣にやらないでも、
だいたいが間違いのないお釣りをくれる。
これは、安心して住むことのできる
日本という国のひとつの価値だよね。
海外を旅していると、
お釣りをごまかされることもあるので、
お釣りは数えるようにしている。
ニカラグアではお釣りをごまかされる回数が
ざんねんなことに多かった。
露店のタコス屋さんでは、お釣りを数えて、
「お金足りないよ」とぼくが言うと、
「ああ、今、小銭がないんだ」と店主が言う。
それなら、お釣り渡すときに言いなさい。
自転車タクシーに乗ったときも、
最初にバス停までの値段を交渉して、
到着したときに、その値段以上の紙幣を渡すと
「ありがとう」と全額もらわれそうになる。
ちょい、ちょい、お釣りちょうだい。
言ったもん勝ちならぬ、
言わなかったもん勝ち
戦法をつかってくるではないか。
貧しい国でも、幸せな国はたくさんある。
ただ。お金の貧しさは、こころの貧しさ、
せこさにつながってしまうこともあるのだろう。
日本でも、お客さんに言わないでおいて、
後からお金がかかるサービスがある。
そこまでして、稼ぎたいのだろうか。
こころが貧しく、せこくならないくらいに
ぼくもお金を稼ぎたいな。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
どうやって、飯食っていこうか考え中。
このときの場所/ニカラグア
現在地/パラグアイ アスンシオン
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