ウガンダで、世界でいちばん小柄な民族、
ピグミーの村におじゃましてます。
村の中でもいちばん小柄にみえる
村長はみんなから「KING」と呼ばれていて、
カラダは小さいけれど、
目ヂカラがあって、存在感が大きい。
そんなKINGが家を案内してくれて、
子どもたちと、奥さまを紹介してくれた。
KINGの年齢は52歳なんだけど、
奥さまの見た目が若いので、
「奥さま、いくつですか?」と聞いてみた。
すると、27歳だというじゃありませんか。
ヒューヒューというような気持ちで、
「キンちゃん、こんな可愛い奥さんと、
どうやって結婚したの?」と聞いてみた。
「交換したんだよ」KINGが言う。
「えっ!?交換!?」
前の奥さんと離婚して新しい奥さんを
手にいれたという意味だろうか、
と、あたまの中で勝手に回想したけど、
事実は想像を超えてきた。
よく話を聞いてみると、
「犬」と「今の奥さん」を交換したのだと言う。
えっ、女性と犬を交換するなんて、
ひどいじゃないの。
読んでくれている人の、その気持ちはわかります、
でも、その気持ちはひとまず丁寧に
折りたたんで端へ置いて、先へ進みますね。
ただ「犬」といっても、
そんじょそこらの犬じゃないんです。
ゾウをハンティングしたり、
バッファローをハンティングしたりと、
優秀な狩猟犬だ。
今では、バナナなども育てていますが、
ピグミーはもともと狩猟民族らしいです。
さらに、奥さんは近くの村の女性じゃなくて、
KINGのお父さんお母さんはコンゴ出身のため、
コンゴにいって奥さまを見つけたんだと。
アフリカを旅してて、結婚をする際に、
奥さんの家族に牛を贈るってのは、
聞いたことあったけど、犬と交換って。
もう、日本の常識をこえるワンダフルな世界です。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
そう、犬だけに。ワン。
このときの場所/ウガンダ
現在地/メキシコ
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