ヤンゴンでバス移動まで時間があったので、
地図を見ずに街を散策していました。

すると、新しくできたと思われる
大きなショッピングセンターがあって、
クーラーの涼しさに、思わず吸い込まれた。

ショッピングセンターに入っている店舗は、
日本にもあるようなインターナショナルな
ブランドが多く、
ミャンマーの伝統的な服の店舗もあったけど、
日本のショッピングセンターと同じようでした。

ショッピングセンターの中に入ると、
外にいる人と比べて、
ミャンマーのお化粧「タナカ」をしている人や、
男性も、腰巻「ロンジー」を履いている人が
少なくなっていることに気がついた。

インターナショナルなブランドが並ぶ
ショッピングセンターは便利だし、居心地いいし、
ぼくも日本でよく行っていたんだけど、
「かっこいい」とか「うつくしい」や
「かわいい」なんかの基準を
均一化させてしまう可能性があるなと思った。
世界を覗けるインターネットも、
その装置の1つかもしれない。

日本人のくせして、ちょん髷でもなければ、
着物も着ていないぼくが言うのもなんですが、
均一化してほしくないなあと思うのです。
違うっていのは、それだけで価値があるから。

世界の「かっこいい」の基準が
1つだったら、つまらない。
世界の「うつくしい」の基準が
1つしかなかったら、かなしい。

ほそい人が「うつくしい」と思われる世界があれば、
太っている人が「うつくしい」と思われる
世界があるってのは、うれしいことでしょ。

確かだけど、アフリカのどこかの国では、
細くて背の高い男性が魅力的という
価値観があるらしい。
日本ではモテないぼくだけど、
そこに行ったらモテるかしら。
いろんな基準があれば、そんな可能性もでてくるね。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
ブサカワっていう視点は発明だよね。

このときの場所/ミャンマー ヤンゴン
現在地/インド コルカタ

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