「タイガーテンプルまでどう行けばいいですか?」と、
ホテルにあるデスクに相談すると、
「クローズしてるよ」と言うのです。
ありゃま。
ということで、その隣にある
「Tiger Cave」に行ってきたよ。
1,237段の階段をのぼること、およそ1時間。
途中、疲れてケンカしている
欧米人カップルも見かけましたが、
到着するとこんな景色が待ってます。
上から降りてくる人に
「靴を盗むから気をつけて」とアドバイスをもらった
イタズラするサルはいますが、貸切です。
トラと触れ合えることで人気の観光地だった
タイガーテンプルのことを、
インターネットで少し調べてみると、
「National Geographic」の記事が出てきた。
タイガーテンプルは以前から動物虐待や、
トラの不正取引の疑いがあったと。
タイガーテンプルのはじまりは、1999年。
病気の子トラを寺院で保護した。
「やさしさ」からはじまったのです。
そして、毎日の托鉢に子トラを、連れてった
ところ、地元の人間や観光客の人気者となった。
2000年には、どのようにして飼うことに
なったのかはわからないが、雄4頭、雌4頭が増え、
絶滅危惧種を許可なしに飼うのは違法だったが、
2001年には、国立公園局がそれを発見し、
決して繁殖させないようにと忠告した。
それでも、トラの数は、2007年には18頭、
2010年70頭、2016年134頭に膨れあがり、
年間およそ300万ドル(およそ3.2億円)の
収入を得ていたという。
いやいや、最初の約束守らず。
繁殖したい放題じゃないかい。
そして、2016年に閉鎖された。
稼ぐことは、わるいことじゃないとは思うのですが、
どうして、こうなったのでしょう。
1つはタイの警察や軍に、寄付をしていたため、
「見て見ぬふり」が発生していたのですって。
「見て見ぬふり」が、
やさしさからはじまった場所に、
小さなズレを生じさせてしまったのかな。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
ああ、トラに会いタイガーったなあ。
このときの場所/タイ クラビ
現在地/カンボジア シェムリアップ
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