goo国語辞書で「肩を貸す」を調べてみると、
1 物を一緒に担いでやる。
2 援助する。
とでてくる。
人間のほんとうの肩を貸す場面では、
スポーツ中に脚を怪我をしてしまった友達に
肩を貸して、一緒にいっぽいっぽ、歩いたり、
映画やマンガなんかだと、
喧嘩でボロボロになった人やキャラクターに
夕陽をバックに肩を貸すといった場面が想像できる。
でね、今の時代、ほんとうの肩を貸している
場面って、どんなだろうと想像したときに、
2つのシーンが頭に浮かんだんです。
1つ目は、電車の中。
電車で居眠りしている人のために、
肩を貸している場面だ。
クタクタで帰ることが多い今、
毎日、たくさんの人が肩を貸していると思う。
ぐっずり眠っている人の頭がとなりの人の肩に
吸い込まれるかのように倒れていく。
一度起きて「すいません」と謝ったかと思えば、
眠るとまた、となりの人の肩へ吸い込まれていく。
いい気持ちで寝ている人にとって、
となりの人の肩は、ダイソン並みの吸引力だ。
2つ目は、写真の中。
女性のファッションモデルさんを中心に見かけるのですが、
モデル何人かで撮影しているとき、
となりの人の肩に手をのせてポージングをしているのだ。
肩を組むという感じではなく、
人の肩に腕をのせて頬杖をつくようなイメージだ。
「手をのせるんじゃないわよ」と思っていても、
顔に出さないのがプロのモデルさん、
あれ、肩に手をのせられている側の人、
どんなことを思っているのだろう。
時代によって肩を貸す場面は違ってくる。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
いろんな場面で肩を貸している人、ご苦労様です。
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