Don’t think. Feel!(考えるな 感じろ)
みんなご存知、映画『燃えよドラゴン』で
ブルース=リーさんが発した有名なことばだ。

ぼくは、このコトバを、
「このモダンアート、意味がわからない」というような
考えすぎのひとにジョークのように使ったりする。

劇中では、ブルース=リーさんのコトバには続きがあって、
It’s like a finger pointing away to the moon.
(月を指差すのと似たようなものだ)
Do not concentrate on the finger or
you will miss all of the heavenly glory!
(指に集中するんじゃない その先の栄光が得られんぞ)

と弟子に対して、指先じゃなく月を見ることを説く。
「木を見て森を見ず」と同じ精神だ。
指と月。すてきじゃありませんか。
って、このことが言いたかったわけじゃないんです。
あぶない、あぶない、彼の魅力についていきそうになりました。

日本には「feel」と「think」の間にも、何かあるぞ、
それはなんだか、とても大切なものだ、
ということを言いたかったのです。

「feel」は感じること、感覚的なコトバ。
「think」は考えること、実証的なコトバ。
英語では同じ「think」に訳されてしまうことが多いけれど、
日本には「思う」というコトバがある。

「感じる」よりも実証的、「考える」よりも感覚的なコトバ。
「思う」は、コトバにできているんだけど、何かを証明するほどでもない。
とても個人的で、自由な感じだ。

何かを感じとって、何かを思って、何かを考えて、何かを行動する。
順番が異なることもあるだろうけど。
思うは、行動の動機となる、根っこにもなりそうだ。
誰に発表するでもない自分のなかにある「思う」を、
大切に育てたらいいと思うよ。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
日本には、思考というコトバもあるから、ややこしや。

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