2018年9月17日に、成田に到着する
飛行機のチケットをとりました。
一年以上にわたって続けてきた旅もおわる。
いや、あらたな旅のはじまりかもしれません。
アニのコンテンポラリーダンスを
観に行ったときのこと、
会場はどこだろうと迷っていると、
「もしかして、ダンス観にきたの?
こっちみたいよ」と声をかけてくれた女性がいた。
ダンスのパフォーマンスがおわったあと、
その女性と話をすると、
もともと彼女もアニといっしょに
コンテンポラリーダンスをやっていたようだ。
「わたしもプロになることを目指してたけど
ついさいきん、ダンスをやめたんだ。
ベルリンという街はアートを
受け入れてくれるところだけど、
(夢を追い続けることのできる場所)
ある程度時間がたったら、
判断しないといけないと思う。
続けるか、やめるか。」彼女は言う。
そんな彼女はいま先生の仕事をやりながら、
絵を描いているのだと。
ミャンマーのバガンでアニと
はじめて会ったとき、彼女は悩んでいた。
ダンスを続けるべきか、やめるべきか。
そんなアニとひさしぶりに会うと、
彼女はまたまだ道に迷いながらも、
プロになることを目指して、
毎日のように踊る生活を選んでいた。
それぞれ個人の選択は尊いものだと思う。
個人的には、アニが踊り続けていたことを
うれしく思ったけど、
やめることだって、わるいことじゃない。
みっつのものを投げられて、
ふたつの手でキャッチするのは難しい。
人間にはふたつの手しかないように、
人間にはそれほど時間がない。
両手いっぱいになにかを持っていたら、
なにかを捨てないと、なにかを拾えない。
タモリさんの伝説的な番組『ヨルタモリ』
のコンテンツ「始点・終点」でも言っている。
「おわりははじまりでもあり、
はじまりはおわりでもある」って。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
さいきん、やめたことは何ですか?
このときの場所/ドイツ ベルリン
現在地/アメリカ シアトル
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