今日は、1日にあった捕まる、描く、
叫ぶ、食す、をだらだらっと書きます。

ドイツのベルリンでは、ノルウェーの女性の
シェアハウスに泊まらせてもらえることになり
お礼に彼女のダンスすがたを描いた。

ドイツ ベルリン イラスト バスキング

「ストリートで絵を描いてるんだ」と言うと
「じゃあ、週末にマーケットがあるから、
そこで描いたらどう?」と教えてくれた。

大きくてちゃんとしたフリーマーケットで、
出店料を払ってる人がお店を出している感じ。
このなかで、勝手に絵を描いていいのだろうか、
どこに居場所をつくろうか考えていると、
さらに雨がふりはじめてきたじゃありませんか。

マーケットをぐるっと一周して、
雨をじゃっかん防ぐことのできる
大きな木の下で、はじめることにした。
ここではじめようと決めるときは、
いつもちょっぴりの勇気がいる。

タオルを雨に濡れた道の上にセットして、
参考となるイラストを置き、何分かすると、
となりのテントからおじさんが出てきた。

怒られるかなあとおもったら、
「俺の自転車どけるから、
もっと広く使っていいよ」と、
なんて心の広い人でしょう。

それから、何分かすると、黄色い服を着た
女性が立ち止まってくれた。

その女性も、イラストを描いてるんだと。
「どんなイラスト描いてるの?」と話していると、
フリーマーケットのごついスタッフさんが
ぼくの目の前に、やってきて、
ドイツ語で何かを言っている。

さっぱり、わからないところを
黄色い服の女性が英語に訳してくれる。

「出店の証明書を見せろ」スタッフ
「あっ、もってないゴメンね」片付けながら
「出店料は1m12ユーロだ」スタッフ
(ぼくは、2m弱のスペースをつかっている)
「おっ、意外に安い、どこに払えにいけば?」
「もう遅い。だが、場所を使ってたんだから、
金を払え。あっちだぞ。わかったか?」スタッフ

1枚も描いてないし、一銭も儲かってないのに
ていへんなことになってしまった。

ドイツ ベルリン イラスト バスキング

スタッフさんが立ち去ると、
「まっ、払わなくて大丈夫だと思うよ。
あっちって、場所もよくわからないし。テヘ」
女性が言う。

英語を話せないスタッフさんと、
ドイツ語を話せないぼく。
助けてくれた彼女がいなかったら、
ややこしいことになっていただろう。
「よかったら、連絡先を」と、連絡先を聞く。

とりあえず出店料のかかりそうな場所から
小道に移動して再チャレンジすることに。

すると、なかなか順調にお客さんが来てくれた。

ドイツ ベルリン イラスト バスキング

ドイツ ベルリン イラスト バスキング

ドイツ ベルリン イラスト バスキング

ドイツ ベルリン イラスト バスキング

このまま、続けたかったんだけど、
この日は、W杯の日本対セネガル戦がある。
中断して、スクリーンのあるお店を探すことに。

なぜか、インド料理屋さんで大きなテレビを発見。
あったかいチャイを嗜みながら、応援する。
偶然にも、前の席にもベルリンに
住んでいるという日本人が。

「オー」とか、「アー」と、言いながら、
もってる本田のおかげで、ドローに。

さっきの女性に連絡すると、
近くにいると言うので、
いっしょにごはんを食べることに。

バスキングで稼いだお金は24ユーロ。
フリマで払えと言われたお金は24ユーロ。
夕飯のお金も24ユーロ。

お金は、夕飯代に消えました。
スタッフさん、ごめんね。ごちそうさま。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
それはそうと、描って、猫にそっくりだね。

このときの場所/ドイツ ベルリン
現在地/アメリカ シアトル

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