マダガスカルのアンドンビリーという村には
おそろしく大きなバオバブの木があると聞いて
行ってみた。
そのバオバブの木の名前は、
「ツイタカクイケ(Tsitakakoike)」。
名前がまず、おもしろいじゃありませんか。
努力を努力と思わずに、夢中になって
「つい高くいけ」ということかしら。
「ツイタカクイケ」を見せてもらうには、
神聖な木への貢ぎ物と入村料が必要。
タバコとお酒と粉のようなものを買って、
いざ向かう。
村に着くと、子どもが全力でバイクを追いかけてくる。
実物を前にすると、で、で、でかい。
木のお腹まわりは、30メートル近くあり、
樹齢は1300年から1500年だそうです。
あなたは、ここに1000年以上もいたのか。
確かに、木への敬意が湧いてくる。
根っこも太くて、存在感があって、
小さな子どもがつまずいて転んでいた。
太い幹には、太い根っこが必要。
貢ぎ物のお酒とタバコをわたすと、
村長らしき人がブツブツと何かを唱えながら
木の周りにお酒をかけていく。
タバコは、小さな穴っこに、
細い腕をした子どもが次々に入れていく。
「木は、うれしいのだろうか?」なんてことも
思うけど、これがここの伝統なのだ。
「ツイタカクイケ」の写真です。どうぞ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
大きな木は、根っこもすごい。
このときの場所/マダガスカル ムロンベ
現在地/タンザニア
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