バックパッカーあるあるなんだけど、
日本人が海外を旅をしていると、
「チャイ(中国人)」と声をかけられる。
日本人が、中国人に似ているからだろうと
思っていたんだけど、
エチオピアで出会ったイギリス人のサムも、
どうやら、エチオピアでは子どもから
「チャイ」と声をかけられることが多いという。
サムの顔は、ぼくが見ると「The 西洋人」で、
アジアな要素はほとんどない。
そんなサムでさえも「チャイ」と
声をかけられるのだから、
ぼくが中国人と言われるのも致しかたない。
この話をバスに乗っていたエチオピア人の
お医者さんに話ししたら、
エチオピアでは外国人といえば、
エジプト人か、中国人なのだという。
中国はエチオピアの建築物や道路などに
積極的に投資していて、
働いている中国人も多いんだとか。
エジプトは地理的にとても近い。
だから、サムみたいな西洋人でさえも、
エチオピアの子どもからしたら
「あの顔はエジプト人ではないなあ、
どちらかといえば中国人かなあ」と
一瞬の脳内会議をへて、
「チャイ」と声をかけるのだろう。
で、何が言いたかっていうと、
人間っていうのは、
自分の知っている世界だけで、
判断しがちということ。
白人と黒人しかいないと思いこんでいれば、
ぼくもどちらかに分けられるのだろう。
今となっては、LGBTなんて言葉もあるけど、
ちょっと昔までは、男と女しかないと
思いこんで、それ以外をないものとされてきた。
自分の知ってるこなんて、ちっちゃい。
世界は知らないことだらけで、
とてつもなく、おっきい。
そういえば、うれしいとか、かなしい、
なんていう感情以外にも、
人間にはいろんな名前のついてない(知らない)
感情があるよね。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
世界は想像以上だ。
このときの場所/エチオピア
現在地/ザンビア
にほんブログ村の「旅行ブログ」に参加しています。
よかったら、「見たよ」のあかしに、世界一周バナーをクリックして下さい。
1日1回のクリックが応援になる仕組みです。