リーダーというと、どんなイメージだろうか。
なりふり構わずに周りをグイグイと
引っ張っていく人のことだろうか。
昔は、リーダーというと、
そんなイメージだったんだろうけど、
今の時代、リーダーのカタチが変化していると思う。
感覚でいうと、もっとチームワークを
重視した、周りにやさしいリーダーだ。
ルアンパバーンから、チェンマイ行きの
バスで一緒になったシンガポール人リムさんに、
独立時に泣いていたリー・クアンユー元首相に
ついて、なぜ泣いていたのか尋ねた。
くわしいシンガポールの歴史は、
個人で調べてほしいのですが
彼の話、ぼくの英語のリスニングによると、
シンガポール独立までの道のりは、
イギリスによって植民地化され、
日本が来て戦争の場となり、
その後、マレーシアとくっつくこととなったけども、
マレーシア側のリーダー、
シンガポール側のリーダーの意見が合わず、
マレーシア側から切り離される状態になったんだと。
そんな切り捨てられたかたちの独立で、
リーさんは涙ながらに独立宣言をしたのだという。
その後は、リーさんの考えるいい国にするため、
独裁によって、政府に批判をする
ものには罰を与えていたという。
シンガポール人のリムさんは、
独立当時は、独裁政治によって、
リーさんのことを好きな人もいれば、
嫌いな人もたくさんいたんじゃないか。
でも、今はみんな彼がシンガポールに
もたらしてくれたものに、感謝していると言う。
リーさんは、カリスマ的なリーダーで、
その当時は嫌われていたかもしれないけど、
今の人間から好かれているのがおもしろい。
状況により変化するだろうけど、
今の時代のリーダーは、
どんなリーダーがいいのだろうか。
強いリーダー、やさしいリーダー、賢いリーダー。
やさしいだけじゃ、ダメだろうなあ。
未来がよろこぶ強さがないと。
そして、その前にその方向に
強く進んでいいのかってことも大事。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
今も未来もよろこばれるリーダーは難しいのかしら?
このときの場所/ルアンパバーン→チェンマイ
現在地/ミャンマー
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