旅をしてると、その国の外国人同士で、
「どこの国なの?」という
コミュニーケーションが必ず発生するんだけど、
「日本だよ」と答えると、
日本にたいして好奇心のつよい人は、
さらに「日本のどこ?」と聞いてくる。
「埼玉だよ」と答えるも、
きっと、わからないだろうと思って、
ぼくは必ず「東京の近くだよ」と注釈をつけたす。
すると、「サイタマ?」
「まてよ、どこかで聞いたことあるぞ、、、」
「そうだ、ワンパンチマンだ」と、
うれしそうな笑みを浮かべる外国人。
これまでに、フィリピン人、中国人、アメリカ人と
こんなやりとりをしてきた。
外国人が言うワンパンチマンは、
日本では『ワンパンマン』といい、
サイタマというキャラクターが活躍しているマンガだ。
うれしそうな顔をした外国人には、
とても申し訳ないのだが、
ぼくは日本のマンガ『ワンパンマン』を
知らないで日本から旅へ出てしまった。
日本のマンガやアニメは、すごいスピードで
国境を越えている。
日本人よりもくわしい外国人がたくさんいる。
昔、耳にしたことがあるのだが、
絵や物語のおもしろさ以外にも、
海外にマンガが広まるのは、
「外国人でもマンガに出てくるキャラクターを、
自分の国の人間のように感じている」
というのが、大きな理由だとぼくは思う。
アメリカ人から見た『ドラゴンボール』の悟空は、
アメリカ人のように思われていて、
中国人から見た『ワンピース』のルフィは、
中国人のように思われていて、
フィリピン人から見た『ワンパンマン』のサイタマは
フィリピン人のように思われているのだろう。
マンガのどこの国にも、なじむ力は、
旅するぼくからすると、とてもうらやましい。
旅をしていると、よくもわるくも、
どこの国にいっても外国人としての視線を浴びる。
どこの国にいっても、その国の人間と思われたら、
どんなに楽だろうか。
どちらにせよ、その国のことばを
しゃべれないのだけどね。
とにもかくにも、『ワンパンマン』を作っている
ONEさん、村田雄介さん、
その他たくさんのサポートしている人のおかげで、
海外でサイタマが有名になっていますよ。
ありがとう『ワンパンマン』のサイタマ、
よかったね、埼玉。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
海外へ行く埼玉県の人、自信をもって埼玉出身と言ってね。
このときの場所/ラオス ヴィエンチャン
現在地/ミャンマー ヤンゴン
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