ステファン・サグマイスター(Stefan Sagmeister)
という人物をご存知でしょうか?
彼はニューヨークでデザイン会社を経営していて、
The Rolling Stonesなど有名なミュージシャンの
ミュージックビデオやパッケージングデザインを
手がけています。
彼のユニークなデザインと強いメッセージを見て
ぼくはデザインが好きになりました。
一番好きな海外のグラフィックデザイナーです。
ステファンさんはユニークな働き方をしていて、
7年ごとに仕事を1年休んでその期間を
いろいろ試すことにあてています。
英語で「sabbatical(研究休暇)」と言うようです。
それでね、「sabbatical」として
今、東京に来ているというではありませんか。
「日本へようこそ」と思ったのも束の間
「てーへんだー、てーへんだー」
東京で階段から落ちて大怪我をしてしまったのです。
包帯グルグル巻きだけど大丈夫か、ステファンさんよ。
ステファンさん、ファンさん、いいにくいな。
大好きなので、愛を込めてステファンと呼ぶことにします。
すごい痣(アザ)じゃありませんか。
でも、こんな状況でも落ち込まないで
ユニークで乗り越えるのがステファン。
Instagramで「このアザ、何に見える?」
「みんなのアイデアを教えて」と投稿をした。
すると、集まる、集まる、みんなのアイデアが。
映画『STAR WARS』でお馴染みのチューバッカ。
イカの足が生えてきちゃった。
葛飾北斎の『富嶽三十六景』に見えてきた。
The Beatlesの『Yellow Submarine』にまでなっちゃった。
苦いときにこそ、アイデアで乗り越える。
ステファンのこと、もっと好きになっちゃいました。
そして、世界のステファンのファン、すばらしい。
ステファンのファン、いいにくいな。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
どんなときも、ユーモアが味方をしてくれます。