ベラルーシの入国審査は厳しい。
アジア人に対して特に厳しい。
他のバスに乗っていたみんな
(ウクライナ人やベラルーシ人)は、
さらっと入国しているのにたいして、
ぼくは、パスポートをわたしてから10分近くかかった。

しかし、その10分はわるいものではない。
なせかといえば、美人入国審査官に、
じっーと顔を見つめられるのです。

入国審査官の見た目は、
美人女スパイといえば想像しやすいだろう。
ブロンドの髪をまとめていて、鋭い青い目、
深い緑のベレー帽のような帽子をかぶっている。

もちろん、ロマンティックな見つめられ方でなく、
パスポートの写真と自分が同一人物かどうか、
疑いの目で見つめられる。
女性の目がぼく、パスポート、
ぼく、パスポート、ぼく、パスポートを
1分近く往復する。

5分くらいパスポートの内容を確認したあと、
「まだ待て」と言う。
すると、新しい入国審査官を連れてきた。
その方も、まあ美人なこと、美人なこと。

そして、同じように、じっと顔を見つめられる。
審査官はこいつ怪しいなあと思って
真剣にこちらを見つめるのに、
目が合いぼくは顔をりんごのように赤らめる。
まあ、気楽なもんだ。

ちなみに、ベラルーシの入国に日本人はVISAが必要です。
VISAが必要なことをウクライナのホステルで遭った
テツさんとハナさんに教えてもらった。
ふたりは1年前にインドで会った旅人で、
たまたまウクライナのホステルで再会した。
ロシアのW杯でゴミを拾っていたことで
世界的に賞賛された日本のなかのふたり。

ぼくはふたりに会わなかったら、
VISAをとらずに入国審査に行っていたかもしれない。
そんな状態で、あの厳しい審査にあっていたら、
どんなことにあっていただろうか。

さらに奥の部屋にいる美人審査官も加わり、
美人審査官3人に囲まれ、拘束されていただろうか。
ああ、それも、わるくない。
って、バカはこれくらいにしよう。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
これを読んで期待して、入国して、審査官が男性だったらごめんね。

このときの場所/ウクライナ→ベラルーシ
現在地/日本 埼玉

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