人間は、わかりやすいものが好きです。

わからないものをわかることができたとき、
まっくらな洞窟の中から光のある場所に
出られたような気持ちのよさがある。

人間は、わかりやすいものが好き。
その一方で、わからないものにも
惹かれるんじゃないかなあ。

オランダの画家、フェルメールさんが描いた
『真珠の耳飾りの少女
(Girl with a Pearl Earring)』を観ていて
そんなことを思った。

真珠の耳飾りの少女

この作品は、神秘的な魅力から
「北のモナ・リザ」なんて言われたりする。

一度、目を近づけると、目を離せなくなる。
「何が、ここまで人を惹きつけるのだろう?」
そんなことを考えながら、
じっと絵の中の少女を見つめる。

結論!わかりません。

「おい!」って思うことでしょう。
まあ、わからないものはわからない。

光を含んでいる瞳だろうか?
白く滑らかな肌だらうか?
艶のある唇だろうか?
小さな顔にふさわしくない大きな真珠だろうか?
暗闇とは対照的な青と黄色だろうか?
うん、わからない。

わからないなりに考えると。
どこの世界の人か不明なところに、
ぼくは、大きく惹きつけるられている。

つまり、わからないことに。

わかりやすいものは、ありがたいんだけど、
わからないものに、惹きつけるんだよなあ。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
あなたが、惹きつけるわからないものは何ですか?

このときの場所/オランダ バーグ
現在地/アメリカ ニューオリンズ

にほんブログ村の「旅行ブログ」に参加しています。
よかったら、「見たよ」のあかしに、世界一周バナーをクリックして下さい。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ 1日1回のクリックが応援になる仕組みです。
バナーをクリックするだけで投票完了です。