自然がゆたかなコスタリカにある
マヌエル・アントニオ国立公園
(Parque National Manuel Antonio)へ行った。

この場所には、さまざな植物や爬虫類、
野生のナマケモノがいて、
運がよければ、ナマケモノを見ることができる。

自然がゆたかなコスタリカにある マヌエル・アントニオ国立公園 (Parque National Manuel Antonio)へ行った。(写真は、カメラ目線の爬虫類。見えるかな?)

ぼくは、ラッキーなことに、
ナマケモノを見ることができた。

ナマケモノは、英語でも「sloth=怠惰」と
呼ばれていて、英語辞書weblioさんによると
語源は、古期英語からで「slow」の名詞形らしい。

そんなスローなナマケモノが木を登る姿を
見ることができたのだけれど、
想像していたよりも、動きがすばやい。
でも、他の動物に比べたらやっぱり遅い。
動いてるところを見られただけで、うれしい。

ナマケモノの動きがスローなのは、
他の動物と比べて、筋肉の量が異常に少ないから。

ナマケモノが動くときは、
エサである葉っぱを食べるときか、
木の根っこにウンチをしにいくときか、
敵から逃げるため。らしい。

今日は、何のために動いていたのだろう。
長い爪を木の幹にひっかけて、
引きつけながら、かくじつに動いていた。

スローに生きているナマケモノだって、
動きたい衝動があるかもしれないと、
ぼくは勝手に思っている。

もしニンゲンの言葉のわかる
ナマケモノさんに会うことができたなら
「まったく動かなくて生きていけるなら、
人生、じゃなくてナマ生、
ナマナマにも読めるけど、ナマ生(なませい)
一度も動かないですか?」
と聞いてみたい。

「いやあ、たまには動きたいですよ。
せっかく生きてるんですから」

それとも、「死ぬまで動きなくないですね」

さあ、どう答えるだろうか。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
あなたはどう答えますか?

このときの場所/コスタリカ プンタレナス
現在地/パラグアイ アスンシオン

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