チェンマイでは、首長族の皆さんが
住んでいるという場所に行った。
たしか『世界まる見え』という番組
だったかと思うんだけど、
小学生の頃、首長族が出ている映像を観て、
「世界には、おもしろい民族がいるんだなあ」
と思ったの記憶の欠片がある。
インターネットで、
この場所のことを調べてみると、首長族を
動物かのように見て回るということで、
「人間動物園」という言葉もあって、
どんな顔や態度で彼らのところを
訪問すればいいのだろうと思っていた。
行ってみると、観光地化されていて、
入場料を支払うシステムになっている。
最初に会ったのは、アーカー族と、
バーローン族のみなさん。
暇そうにしていたので、話しかけると、
「こっち、座っていいよ」と、
誰もいないから気さくに声をかけてくれた。
彼女たちはみんなミャンマー出身なんだと。
タイのことばであいさつをして、
みんなの名前を聞いて、記憶することに。
アーカー族のアティーさん
もう一人のアーカー族は、アトゥーさんという
お名前で、アからはじまるのが多いのかしら。
バーローン族のジャームさん、
昔から知ってる近所のおばちゃんのように
接してくれた。
頭にまいているのは、日常感のあるのバスタオル。
バーローン族のマーさん
バーローン族のアカくん、
バーローン族の男の子は、W杯のときの
ブラジル代表ロナウド選手のような
髪型にされるのだと。
いい眼差しだ。大物になるぞ。
首長族のみなさんもいましたよ。
洋服を手でつくっています。
無理矢理「ここ、座っていい?」と、
横に座らせてもらい、おしゃべりすると、
英語を喋られる女の子がいて、
「これ食べなよ」と、フルーツをくれた。
「これナニ?」と聞くと、
「ドリアン」というじゃありませんか。
初ドリアンですが、思ったよりも匂いがしないのね。
剥いてもらい、食べさせてくれたのですが、
食べる場所は、「ここを食べるの?」
というような箇所だった。
種は、料理に使えるから取っておくのだという。
こういうもったいないのない世界はすばらしいよね。
なにかと至れり尽くせりで、
「何か買って」って言うかなあと思ったら、
ぜんぜんそれもしない。
おしまいには、SNSのFacebookで
お友達になってしまいました。へへへ。
首長族の女の子とお友達になれるなんて、
『世界まる見え』を観ていた頃には
考えつかないなあ、距離があってもつながれる
インターネットってすごいね。
マバウちゃん、マバさん、ムココちゃん
村の出口に戻ると、ジャームさんが、
入り口で受付をしていた人といっしょに
椅子に腰をかけていた。
「バイバイ、ジャーム」と手をふると、
すごいいい顔をしてくれた。
受付の人も、名前で呼ばれていることに、うけていた。
名前を呼ばれてうれしいのは、
どこの世界でも一緒なんじゃなかろうか。
もちろん例外もあるだろうけど。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
椅子に腰かけて、しゃべって、ひとは仲良くなる?
このときの場所/タイ チェンマイ
現在地/ミャンマー
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