ラオス ルアンパバーンの朝ははやい。
托鉢(たくはつ)を行なっている場を
覗き見するために、朝5時に起きて、歩きはじめる。

ラオス ルアンパバーンの朝ははやい。 托鉢(たくはつ)を行なっている場を 覗き見するために、朝5時に起きて、歩きはじめる。

まだ日の登っていない街の中、
鼻の効きそうな犬を追いかけていると、
いました、いましたよ、僧侶が。
列をつくって托鉢をしています。

ラオス ルアンパバーンの朝ははやい。 托鉢(たくはつ)を行なっている場を 覗き見するために、朝5時に起きて、歩きはじめる。

少しの灯が照らされている中で、
おじさんが子ども僧侶にもち米を配っている。
静寂の中に映る、うつくしい光景です。

ラオス ルアンパバーンの朝ははやい。 托鉢(たくはつ)を行なっている場を 覗き見するために、朝5時に起きて、歩きはじめる。

おじさんは、配り終わると、
何もなかったかのように、
自分のお店、薬屋に戻っていく。
おじさんからしたら、これが日常なんだね。

もっと道を進み、メイン通りに入ると、
おばあちゃんが観光客向けに、
托鉢セットを販売してる。
籠に入ったお菓子と、椅子のセット。

とつぜんですけど、
ここで、ルアンパバーンの托鉢に出てくる
登場人物と登場犬をご紹介しますね。

ラオス ルアンパバーンの朝ははやい。 托鉢(たくはつ)を行なっている場を 覗き見するために、朝5時に起きて、歩きはじめる。

托鉢セットを売るおばちゃん

ラオス ルアンパバーンの朝ははやい。 托鉢(たくはつ)を行なっている場を 覗き見するために、朝5時に起きて、歩きはじめる。

托鉢セットを買う観光客

托鉢がおわった後、托鉢セットを片付けるおじちゃん

ルアンパバーンの托鉢の場合、
たくさんのものが僧侶に与えられるため、
ものが僧侶のもっている鉢に入らなくなると、
僧侶は、近くにあるカゴに入れていきます。

ラオス ルアンパバーンの朝ははやい。 托鉢(たくはつ)を行なっている場を 覗き見するために、朝5時に起きて、歩きはじめる。

カゴに入れられた食べものを持ち帰る少年

托鉢をした子ども僧侶からおすそ分けをもらう犬

いろんな登場人物と登場犬が出てきましたね。

日本にいた頃、ある大人の男性から、
「ビジネスは、エコシステムがなきゃダメだよ」と
聞いたことがある。
エコシステムの意味は、
いまいちわからなかったし、
正直言えば今もわかっていない。

でも、ぐるぐると循環する、という意味で
捉えてみると、ルアンパバーンの托鉢は、
すごく循環をしている。
おそらくだけど、今日でてきた登場人物みんなが
托鉢というものに対して喜んでいる。
もちろん、托鉢はビジネスじゃないんだけど、
この循環は、理想なんだろうなあ。

観光客のいない托鉢も、恵んでもらう喜びと、
施しをする喜びによって成立している。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
エコシステムって、こういうことですか?

このときの場所/ラオス ルアンパバーン
現在地/ミャンマー

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