80歳近くのおばあちゃんとお話ししたのですが、
戦争体験を耳にしている彼女には、
お金を払ってジムに行くなんて考えられないと言う。

ランニングマシンで走っているのを見て、
お金を払って疲れるなんてナンセンス。
疲労感はお金をもらって得るもの。
「走りたいなら、新聞配達でもしたほうがいい」
そう彼女は言う。

戦争の頃は、兵隊さんは何日も食事にありつけず、
凸凹した道を歩き続けていたという。
だからこそ、できるだけ体力は消費させないもの。
という考えがあるんだとか。

東北大震災で停電が起きてからのこと、
ドリフのコントで頭に落ちてくるような
大きなタライを購入し、洗濯物は
その中で足踏みをしながら洗っていると言う。

タライの中で足踏み20分。
「体力向上」 × 「洗濯」
たしかに、効率がいいじゃありませんか。

よく考えてみれば、そうだよなあ、
ということは、けっこうあるかもしれない。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
そういえば、そうだよなあ、ありますか?

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