植物は、できるだけ遠くの場所に
自分の種を蒔くために、
動物に種を運ばせる戦略をもっている。
ライオンゴロシという、
おそろしい植物をご存知でしょうか?
アフリカに生息するライオンゴロシは、
自らの棘を利用して、
動物に踏ませることで、遠くへ運ばれる戦略をもつ。
ライオンが種を踏む場合もあり、
ライオンがその違和感から口を使って取ろうとすると、
今度は舌に棘がささるのだという。
一度棘が刺さると、舌から取れなく、
食べ物を食べることもできなくなり、
そのまま餓死してしまうライオン。
その死んだライオンの栄養分をもらって、
ライオンゴロシは、新たな命を芽吹かせる。
いやあ、おそろしや、おそろしや。
ライオンゴロシ、いや、ライオンゴロシさん。
呼び捨てなんて、もうできません。
もはや、その徹底した生き残り戦略、
かっこよくも思えてくるじゃありませんか。
で、こんな種がぼくの足について来たんですけど、
これ、大丈夫ですよね?
かわいいふりしてって、ことないですよね?
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
植物の生き残り戦略は、すさまじくも華麗だ。
この時の地点/タンココ自然保護区
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