人間のからだの約60%は水。

赤ちゃんは約75%、
子どもになると約70%、
成人にもなると約60%、
おばあちゃん、おじいちゃんにもなると約50%。

布団にお漏らしをした分?
自分の無力さ知って泣きベソをかいた分?
正解がなにかわからずに、ただ汗をかいた分?
枕でよだれをびしょっと垂らした分?
口角に泡を溜めて唾飛ばした分?
なのかどうか、成長するほどに、
どんどん水分量が減っていくじゃありませんか。

ソビエト連邦の宇宙飛行士ガガーリンが
「地球は青かった」と言われたとされるように、
地球の約3分の2は、水で覆われている。
不思議なことに、人間と地球はおんなじ要素でできている。

自然災害に遭ってしまった人がインタヴューで
「自然には勝てない、突然襲い掛かってくる」
とかなんとか言うことを聞いたことがありますが、
人間もおっきく見ると、自然みたいなものだ。

だから、美しい自然が、
急に人間にとっての災害をもたらすように、
普段は静かに佇んでいる人が、
急に怒り出して喧嘩をはじめることがある。

だから自然だと思って人間に接して、
自然だと思って自分に接することが、たまに必要になる。

ちなみに、アインシュタインの言葉にこんなものがあった。

人は海のようなものである。
あるときは穏やかで友好的、
あるときは時化て悪意に満ちている。
ここで知っておかなければならないのは、
人間もほとんどが水で構成されているということです。

50年以上も前に、考えられていたことでした。
さすがじゃないか、アインシュタイン君。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
自分という自然みたいなものと、どう接しますか?

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