やる気は、どこかへ逃げていく。

「待てよ、やる気」
「ごめん、わたし、ここにいるべきじゃないわ」
「ぼくらは、これまであんなにもいい関係だったじゃないか」
「今となっては無理なの」
「どうしてだ」
「...わたし、もう行くわ」
「待ってくれー」

さっきまでいたはずのやる気は何処へやら。

やるべきことが多すぎると、
やる気は、さらに颯爽と走り去って行く。

やる気がゆっくりしてくれる場所は、どんなものだろう。

きれいな場所っていうのは、1つじゃないかなあ。
反対を考えるとかんたんなんですが、
本で溢れかえっている机では、勉強する気になれない。
洗いもので溢れかえっているシンクでは、お皿を洗う気になれない。
ゴミが溢れている場では、掃除する気になれない。

中毒的に熱中している科学者なんかは別として、
ぼくみたいにやる気に逃げられやすい人は、
やる気に喜んでもらえるよう、
机をきれいにしたいものです。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
仲良くしましょ、やる気さん。