WEBサイトをつくるにあたり、色々な候補の中から、
『MONKEY CLIMB』という名前に辿り着きました。
名前を考えることは、難しくも、
おもしろい、未来に向けた工程ですね。
これから家族になる犬の名前を考えたり、
応援してもらえるバンドの名前を考えたり、
みんなに来てもらえるお店の名前を考えたり、
中でも、こどもの名前を考えることは、
お母さん、お父さんにとって、一大イベントで、
子どもに対する最初の贈り物です。
そんな名前には、
期待と呪縛があることに気がつきました。
名前をつける側の
「こんな風になったらいいな」という想いと、
名前をつけられる側の
「こんな風でなければいけない」という想い。
例えば、産まれてくるこどもに、
長嶋茂雄のような野球選手になってほしくて
「茂雄」と名付けたとしましょう。
野球が下手だとしたら、「茂雄なのにねー」
なんて言われるかもしれない。
ウルセー、それでも自分は「茂雄」なんだから、
上手くなれるはずだ、と努力を続けて、
プロ野球選手になることもあるでしょう。
茂雄は「茂雄」に良くも悪くも縛られることになる。
勝手に例に出してすいません、
世界の茂雄さん、茂雄くん、茂雄ちゃん。
『MONKEY CLIMB』という名前には、
呪縛がないよう、余白を残しているんです。
変化してもいい自由を。
あなたの名前にはどんな期待と呪縛がありますか?
えっ、そんなことを聞く前に、
お前さんの名前はどうなんだって?
ぼくの名前、裕士(ひろし)は、
親が考えたのではなく、
近くの神社に考えてもらった、
いくつかの候補の中から選んだようです。
余「裕」な武「士」になってほしいという
大きな期待はないようです。助かりました。
みんなが必死に戦っている中で、
余裕な武士がいたらちょっと嫌な感じですしね。
今日も、明日も、明後日も、いい日でありますように。
誰にだって変化する自由はありますよね。