「くーつー浮遊」と聞いて、
なんのことかすぐに想像できる人は、
MOKEY CLIMBの黒帯をさずけよう。
わからない人がたいていだと思うので、
かんたんに説明すると、ぼくが勝手に
つくったことば「くーつー浮遊」は、
電線にひっかかってる靴のことを言います。
旅をしていると、いろんな国の
電線になぜか靴がひっかかっていて、
ギャングの縄張りや麻薬をやっている場所、
亡くなった人への追悼など、
場所によって、いろんな意味があるらしい。
靴が電線にひっかかっているのを見つけると
だれよりもよろこんでしまうぼくですが、
過去最大規模の「くーつー浮遊」を、
チェコのプラハで発見してしまった。
金銀銅とメダルみないなヘアスタイルを
しているおばさまの後ろを歩いていると、
巨大なメトロノームを高台に発見。
行ってみようと、高台をあがる。
「あっ、靴だ」とくーつー浮遊を発見。
それも、ひとつやふたつじゃないぞ。
な、な、なんだ、この数は?
世界最大規模の「くーつー浮遊」です。どうぞ。
ご丁寧に、棒まで置いてあるではないか。
チェコのプラハで、なぜこんなにも
たくさんの靴がぶらさがっているのだろう?
こんなところで、縄張り争いや麻薬は
考えにくい。なぜだろう?
「バン」スケートボードの音が聞こえた。
ああああ、そういうことかー。
謎は全て解けた。じっちゃんの名にかけて。
ここにひっかかっている靴は、
スケーターのスケートシューズだ。
オーリー(ジャンプ)してサイドがすりへったり、
ランプにのぼって底がすりへったりと、
スケーターの靴は消耗しやすい。
みんなの見える場所にひっかけることで、
「オレはこんなにも努力したんだぞ」と、
アピールすることもできる。
スケーターの間では、
「お前、何足ひっかけた?」
「おれ3足」
「勝ったー、おれ4足」なんて、
会話にもなっていることだろう。
まあ、勝手な想像ですが。
あながち間違っちゃいないと思うんだよな。
ノムさんの相性で知られる元プロ野球選手の
野村克也さんだって、上手くなることより、
手に豆を作って褒められるために、
だれよりもスイングしていたんだって。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
日本にもくーつー浮遊あるかな?
このときの場所/チェコ プラハ
現在地/カナダ ラングレー
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