それでもフリーを選ぶ

フランスのパリにいたときのこと、
スペインのバルセロナで会った
カンボジア系フランス人の女性と再会した。

彼女には、バルセロナのホステルで会って、
インターネットやイラストを使った
ビジネスをしたいんだという
共通の関心があったことから
お互いに親近感がわいて仲よくなった。

お家におじゃまさせてもらって、
カンボジア料理までいただいちゃった。
どこかで会った人と、またちがう国で
会えるのは、とてもうれしいね。

なぜ、彼女がフランスにいるかと言うと、
彼女の両親はポルポトから逃げて来たんだと。

ポルポト政権による大虐殺があったのは、
勝手に遠い昔の話かのように思ってたけど、
１９７５年ごろと、つい最近の話なんだね。

彼女は、大学を卒業したばかりで、
フリーランスとして働くことを選んでいる。

ひとつは、カンボジアにフランスの化粧品を
販売するビジネスをはじめていて、
もうひとつは、イラストによって、
アジアの文化を伝えようとしている。
あっ、それとSNSのアドバイザーにも、
なろうとしていたなあ。がんばるなあ。

彼女は、「将来、キティーちゃんのような
キャラクターを生み出す」と笑って言う。

フリーランスとして働くことを選んだ彼女に、
「会社員で働くほうがラクだよ。
だって動物園で飼われている動物みたいに、
決まった日に餌（給料）はもらえるし、
檻に入れられて守ってももえるしね。
それに比べて、
フリーランスや自分で会社をもつことは、
自分で餌を見つけなくちゃいけない。
いつ飢え死にするかわからない」
と、ぼくがなんとなく言ってみた。

「うん、そうだよね。
それでも、私はフリーでいることを選ぶ」
そう彼女は言った。

旅をしていると、こういうかっこいい
女性によく会うことができる。
とても、自立しているんだよなあ。

ああ、そうそう、
そんな彼女のインスタグラム、
ぜひフォローしてください。

こっちが個人アカウント@aiyane_house
こっちがイラストのアカウント@maison_wanderlust

Hiroshiがオススメしてたよってメッセージを
残してくれたら、ヒロシがよろこびます。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
さっ、ぼくも、がんばろっと。

このときの場所／フランス パリ
現在地／ノルウェー オスロ

にほんブログ村の「旅行ブログ」に参加しています。
よかったら、「見たよ」のあかしに、世界一周バナーをクリックして下さい。
　１日１回のクリックが応援になる仕組みです。
バナーをクリックするだけで投票完了です。