オランダは同性愛に寛容的な国です。
２００１年、世界でいちばんはじめに
同性の結婚を合法化したオランダ。
アムステルダムの街を歩いていると、
女性同士や男性同士で、手をつないで
歩いている姿も、ちらほら見かける。
ちなみに、インドでも、男性同士で
手をつないでいる姿をよく見かけた。
アムステルダムの中心地を歩いていると、
「ホモモニュメント」というものを発見。
日本語でも解説が書いてあったので、
そちらの文章をちょいと拝借しますね。
「ホモモニュメントは同性愛故に
抑圧され迫害された全ての女性
そして男性を記念している。
記念し、行動し、祝う場所が
ホモモニュメントなのだ。
それはまた蔑み・差別・抑圧に対する
警戒を喚起する場所でもある」
第二次世界大戦の頃、ナチの強制収容所に
入れられていた同性愛の男性の衣服には
ピンクの三角形の印がつけられていた。
７０年代、８０年代には、この三角は誇りの
マークになって、このモニュメントは
みっつの三角の淡いピンク色の石でできている。
ぼくが、驚いたのは、このモニュメントの
完成した日が１９８７年９月５日ということ。
ぼくが生まれたのも１９８７年の１２月なので
３０歳と、同い年じゃありませんか。
１９８７年にできたということは、
それよりも前に同性愛を認めようとする
ムーブメントがあったのだろう。
日本では、まだまだ同性愛を受け入れよう
とするムーブメントも少ない。
日本はまちがいなく経済的に発展した国だ。
ただ、ことLGBTQへの寛容に関しては、
まったくもって発展途上国なんだよなあ。
近くにあるゲイバーで、たくさんの男性たちが
外でお酒を飲みながら、いい顔をしていた。
まるで、男子校の文化祭のようだ。
自分たちを認めてくれるってのは、
どんな環境でも気持ちのいいものです。
憲法の問題なんかもあって時間がかかる
かもしれないけど、日本もいずれ
同性の結婚が認められることだろう。
法律よりも前に、ぼくらができることは
こころの大きさを育てておくことです。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
同性の結婚をどう思いますか？
このときの場所／オランダ アムステルダム
現在地／アメリカ ダラス
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