今、ワールドカップが盛り上がっている。
この時期になると、
サッカーや日本代表に関する話題が増えて、
「えっ?キミ、サッカー好きだっけ?」
という人までサッカーを熱く語り出す。
ぼくは、その輪に入るつもりはない。
なんて言ったて、好きなチームは、
日本代表くらいのレベルだ。
「日本代表、とにかく結果を出せ」
なんてことを平気で言う人もいるけど、
本人たちが1番それを望んでるに決まってる。
それが簡単にできないのが、
お互いに勝利を目指してぶつかる
スポーツの残酷かつ、おもしろいところ。
でね、前置きが長くなったけど、
ポルトガルからスペインに移動して、
レアル・マドリード対セルタ・デ・ビーゴの
試合を観てきました。
この試合、残念ながらクリスティアーノ・
ロナウド選手は出場してなかったんだけど、
試合を通してファンになった選手がいた。
クロアチア代表で、クロアチアでもレアルでも
10番をつけているルカ・モドリッチ選手だ。
世界各国のスターが集まるレアル・マドリード
で10番をつけているくらいだ、
ぼくがあえて彼の魅力を説明する
必要もないことは、わかっている。
だから、サッカーのわからないぼくが、
サッカーのわからない人でも
わかるように彼の魅力を書くとします。
ルカ・モドリッチ選手は、ぼくが思う
「最高の上司」みたいな選手なんです。
最高の上司なんて、人それぞれちがうけど、
ひとつは困ったときに助けてくれる人だろう。
彼は、パスの出し手がいなくて困っている
選手に顔を出して、「おれ、あいてるよ」
という具合にスペースに立っている。
大量の仕事でいっぱいいっぱいなときに、
じゃあ、おれにパスしなよという感じだ。
まるで暇なんじゃないかというくらいに、
コートの中で余裕をもっている。
困っている同僚を助けるだけじゃ、
最高の上司とは言えないよね。
守りだけじゃなく、勝つための攻めも必要だ。
この日の試合の、6点目は彼がつくった。
ハーフコートあたりで、
相手チームがボールを外に出して、
相手チームの戻りが遅いなとわかった瞬間、
本気になって前のスペースに走り出した。
スローインからボールをもらい、
5秒後にはフォワードにアシストをして
いとも簡単に点をとっていた。
この試合で、全力疾走してのは、
この一回だったんじゃないかなあ。
ここがチャンスだと思ったら、
いっきに全力疾走をして自分のアイデアで
まわりを巻き込んで点をとる。
いやあ、最高の上司だよ、モドリッチ選手。
ぼくと同じく、好きなチーム日本代表の人や
上司としての振る舞い方に悩んでいる人は、
クロアチアのモドリッチ選手に注目ですよ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
次の日本代表の試合も、たのしみだね。
このときの場所/スペイン マドリード
現在地/オランダ アムステルダム
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