ヨーロピアンは人の前でも平気でキスをする。
(すべてのヨーロピアンではないと思うけど)

青い海と白い建築物のコントラストがきれいな
ギリシャのサントリー二島にいたときのこと、
ヨーロピアンと思われるカップルが
「ぼくに写真を撮って」と頼んできたので
「いいよ」と言って携帯を受けとった。

「じゃあ撮るよ、ワン、ツー、スリー」と
カウントをはじめると、ふたりはキスを
しはじめたじゃありませんか。

「ヘイヘイヘイ、ヨーコとジョンのキスなら
よろこんで撮るけど、なんで君たちのキスを
ぼくが撮らないといけないんだい」なんて
ことは言わずに、シャッターをおろした。

きっと、きれいなサントリーニ島が、
そうさせたのだろうと思ったけど、違った。
日常のなかでたくさんのカップルが
キスしてる姿をスペインでも目撃する。

電車で前に座っている人がキス、
前を歩いている人が急に立ち止まりキス、
音楽フェスティバルを前で観てる人がキス。
すべてぼくの目の前で起きている。

電車のホームで女性がガクッとつまずいたときも
となりの彼氏が彼女を支えて、
目と目が合いキスがはじまったのは、
なんだこれは?まるでドラマじゃないか、
いや、ドラマでもこんなシーンないよと、
拍手を送りたい気分になった。

ドラマといえば、子どもの頃、
テレビの前で親とドラマを一緒に観ていて、
情熱的なキスシーンがはじまると
なんだか気まずい雰囲気を感じた。

でも、スペインの子どもには、
この気まずい感覚はきっとないんだろうな。
だって、これだけキスが街に溢れてるんだから。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
梅雨ですね、キスの雨ふってます。

このときの場所/スペイン マドリード
現在地/ドイツ ベルリン

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