ああ、まいったなあ。
いい意味でまいったよ。
あることをアゼルバイジャンの女性に
尋ねてみたいら、そんな風に
答えてくれると思ってなかったもんでね。

昨日のMONKEY CLIMBで
席ゆずりのプロ」というタイトルで、
やさしさを当たり前にしないことについて書いた。

読んでいないひとは時間があったら、
読んでほしいんだけど、
時間のないひとのためにざっくり説明するね。

アゼルバイジャンの男性は、バスや電車で、
お年寄りだけじゃなくて、
同年代の女性にも席を譲っている。

そのやさしさの溶けこんだ文化が
当たり前になりすぎているためか、
女性たちが「ありがとう」を
言ってるようには見えなかったので、
「そいつは、よくねえなあ」というような
おやじのひとり言を書いたのだ。

で、ひとりのアゼルバイジャン女性に、
このことについてお話をしたんです。

そしたら、その女性が言ったんです。

「そう?目でありがとうと言ってるわ」って。

くぅぅぅぅ。
かっくいいぃぃ。
やられたぜぇぇぇ。

お笑いのブルゾンちえみさんの世界観が、
世界の片隅にあるんですね。

アゼルバイジャンにいると、
男性同士でもほっぺに「チュッ」としてる
光景を見かける。

最初は、「チュッ」という音に驚いて
思わず振り向いてしまった。
今まで旅してたアジアにはなかった
コミュニケーションだ。

もちろん、すべての女性が「目でありがとう」と
言ってるわけではないんだろうけど、
ぼくには気づかないコミュニケーションも
世界にはたくさんあるんだろうと思ったよ。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
(ぼくのほそい目で)読んでくれて、ありがとう。

このときの場所/アゼルバイジャン バクー
現在地/トルコ カッパドキア

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