フィリピンのお宅に訪問させてもらったとき、
凸凹道をバイクで到着するとすぐに、
家で育てているココナッツを切ってくれて、
ウェルカムドリンクのように振る舞っていただいた。
ココナッツの味はあまいのかと思えば、
実は心太のような感じでしょうか。
こちらのお宅では、ブタも飼っていて、
プランテーションも行っているのだという。
庭には、手作りのブランコ椅子もあり、
座ってゆったりブラン、ブランすると、
緑の木々に囲まれていて、いい気持ち。
お昼ご飯もご馳走になってしまい、
「皿洗いはやらせて」と言って、皿洗いを行う際に、
「この魚の骨と、パパイヤの皮はどこに捨てればいい?」
と家主に聞いてみると、家主は
「魚の骨は猫に、パパイヤの皮はブタに」
「捨てるものはないよ」なんて言うではありませんか。
ああ、すてきだなあと思ったんです。
「そんなの、うちの田舎では当たり前だい」
という方もいるかもしれませんが、
ぼくの当たり前ではなかったんです。
日本には世界にはなかった
「もったいない」という言葉が存在し、
多くの国に「もったいない」という言葉が
流通したと聞いたことがあります。
「もったいない」という言葉が生まれた日本には、
「もったいない」ことを多くしてきた
歴史があるのかもしれません。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
「もったいない」がない場所も、世界にはあるんだろうなあ。
この時の地点/アイランド・ガーデン・シティ・オブ・サマル
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