六本木で有名な本屋さん
「青山ブックセンター六本木店」が、
6月25日に閉店することになったという
ニュースがツイッターに飛び込んできた。

インターネットで情報がつかめたり、
インターネットで本が買えることによって、
1日に2軒もの本屋さんが閉店している
日本だけど、まさかあの有名店まで閉めるとは。

そんな時代のなか、列に並ばないと
入ることのできない本屋さんが、
ポルトガルのポルトという街にはある。
「レロ・エ・イルマオン(Livraria Lello &
Irmão)」という名前の本屋さんです。

ポルトガル ポルト 本屋レロイ・イ・イルマオン

イギリスの新聞紙「ガーディアン」が選ぶ
「The world’s 10 best bookshops」に
ランクインしたり、ハリーポッターの作者
J・K ローリングさんの作品に影響を
与えたんじゃないかと噂が立ち、
世界中からの観光客でごった返している。

ポルトガル ポルト 本屋レロイ・イ・イルマオン

ここの本屋さん、なんと入場料がかかります。
それも、100円とかじゃなくて、
5ユーロ、日本円で、約640円です。
ただ、この入場料は中で本を買えば、
その分だけ割引きされる仕組みになっています。

いい本ないかなあと探してみたけど、
いいなあと思う本は20ユーロ近くして
日本に比べると、本の値段が高い。
(安い本を置いてない戦略もあるけれど)

仕方なく、5ユーロの本屋の薄い
パンフレットを購入しました。

ポルトガル ポルト 本屋レロイ・イ・イルマオン

この入場料を支払うっていう仕組み、
日本でも本屋さんが生き残るために、
使えるかもしない。
特に、大きな本屋さんは。

ぼくの考える仕組みはこうです。
1回本屋さんに入るのに、150円支払う。
その支払った分は、そのまま本の値引きになる。
1年間有効すれば、何度も通う人は、
実質、入場料なんて、ないようなもの。

で、問題は、1回しか来店しない人だ。
入場料を支払ったものの、コレっと
いうような本が見つからなかった場合は、
その場で飲み物と交換が可能。
そう考えれば、実質タダみたいなもの。

それでいて、本屋さんは、
本屋でいいなあと思う本を観に来て、
インターネットで注文する人を減らし、
飲み物分の利益が得られる。

この仕組みの欠点は、
となりにある同じような店舗が
この仕組みを実施していない場合、
面倒くさくて、そちらへ足を運ばれてしまう
可能性があるということ。

つまり、本質としては、やっぱり、
「この本屋さんは、ずっとあってほしい」
と思われることなんでしょうね。

レロ・エ・イルマオンです。どうぞ。

ポルトガル ポルト 本屋レロイ・イ・イルマオン

ポルトガル ポルト 本屋レロイ・イ・イルマオン

ポルトガル ポルト 本屋レロイ・イ・イルマオン

ポルトガル ポルト 本屋レロイ・イ・イルマオン

ポルトガル ポルト 本屋レロイ・イ・イルマオン

ポルトガル ポルト 本屋レロイ・イ・イルマオン

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
本が好きで、本屋も好きなんです。

このときの場所/ポルトガル ポルト
現在地/オランダ アムステルダム

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