ベトナムのホーチミンシティーにある
「War Remnants Museum」という、
ベトナム戦争の展示が紹介されている場所に行った。

戦争がおわった今でも、枯葉剤や不発弾の影響で、
次の世代にまで被害がわたっていることが
わかる写真や、実際に身体のつながった
赤ん坊の遺体がホルマリン漬けされて展示されていた。

ぼくが思うこのミュージアムのよかったところは、
展示の順番だ。

1階の1番最初に目に入る場所に、
「THE WORLD SUPPORT VIETNAM
IN ITS RESISTANCE」と書かれていて、
世界の国々がベトナムの平和のために、
してきたことが展示されていた。
ベトナムは、それらの行為に感謝していると。

「アメリカよ出ていけ」とそれぞれの国で、
起こっていたデモの写真や、
各国が制作した平和ポスターが展示されている。
日本では、「アメリカはベトナムから手をひけ」
というゼッケンを8年もの間着続け、
スーツ姿で会社に出勤していた人もいたのだという。

自分の国の過去の世代が、
平和を求める行動をとっていたと想像すると、
自分の国を誇らしく思えてくる。
そして、感謝や肯定から、はじまると、
その後の展示の吸収率が変わってくると思う。

これは何も、展示だけじゃなくて、
日常的なコミュニケーションも同じだ。
相手の肯定からはじまることで、
その後の言葉の吸収率は変わってくる。

いきなり怒鳴られても、耳は閉じる。
肯定かははじまることで、耳は開く。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
肯定からはじめましょ。

このときの場所/ベトナム ホーチミンシティー
現在地/ラオス ルアンパバーン

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