日本で「サウナ」と聞くと、
おっさんの入るものというイメージがあるけど、
ヘルシンキにあるサウナ「Löyly Helsinki」は
そのイメージを裏切ってくれる。
おしゃれピーポーが楽しめるよう洗礼されていた。
まず、シャンプー、リンスの香りがちがう。
日本の銭湯のシャンプーを使うと、
髪が洗う前のコンディションのほうが
よかったんじゃないかと思うほど、
ゴアゴアになるけど、
ここのシャンプーとリンスを使うと
アルフィーの高見沢さんになったような
気分になるほどツヤツヤになる。
シャワーを浴びてサウナに入ると、
ジダンのようなおじさんスタッフが
焼き石に鉄の柄杓で水をかける。
ムアッと暑い空気が襲いかかる。
日本のサウナでは感じたことの
ないような暑さだ。
サウナに出ると、シャワーを浴びるか、
氷水のように冷たい水バケツを浴びる。
もう罰ゲームかのような冷たさ。
そして、海に飛び込むんだけど、
これがまあ、気持ちよくて最高なんです。
実は、ぼく日本の銭湯に行くと
ぜんぜんサウナに入らないんだけど、
この海に入ったときの体がピリピリする
感じにはまってしまった。
海から出ると、ぜんぜん寒くない。
小学校の頃、外のプールで唇を青くして
着替えができるようボタンがついた
タオルにくるまっていた
ぼくには信じられない感覚だ。
このサウナ、シャワー、海（湖）に入るのを
繰り返すこと「Löyly」というらしい。
「Löyly Helsinki」です。どうぞ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
これ、日本でつくったら、はやりますよ。
このときの場所／フィンランド ヘルシンキ
現在地／日本 埼玉
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