日本語の一人称は多種多様だ。
文章を書くときは、
「ぼく」を使っているけれど、
ビジネスでお客さんと話すときなんかは
「私」と言ってみたり、
古くからの友人と一緒にいるとときは、
「オレ」なんて言ってみたりする。
オカマキャラの方がおもしろいときは、
「あたし」なんてのも使ったりする。
英語だと自分のことを「I」って言うけど、
これほどまでに多様な一人称は、
世界的に見ても珍しいんではなかろうか。
呼び方だけじゃなくて、
ひとりの人間のなかには
いろんなタイプの人間がいると、
ぼくは思っている。
私は思っています。
オレは思っているんだ。
あたしは思っているのよ。
ひとりの人間のなかには、
私がいれば、オレもいて、
ぼくがいれば、ワシもいて、
あたくしがいれば、おいらもいて、
おいどんがいれば、あたいもいる。
ふだんは、その中のどれか
ひとつかのように生きているけど、
だれかにその複雑なままの自分を
理解してもらえると、
人はぎゅーっと抱きしめられた気持ちになる。
ぼくは世間でよく耳にする
「私らしく」っていう言葉を、
どこか疑っているところがある。
その私1つしかないようなところが。
本当は、もっと多様なあなたがいるでしょ?
まっ、これについてはまた違う日に書くとします。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
あなたの中には、どんなタイプの人間がいますか?
このときの場所/ー
現在地/アメリカ バルティモア
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