ストックホルム市立図書館で、
グラッフィックデザイン関連の本を探していたけど、
見つからなかったため、
図書館のスタッフさんに声をかけた。

日本の市立図書館では働いていなそうな、
ビビットピンクな髪型に、
タトゥーをいくつも入れていて、
口にピアスをつけているお姉さんだ。

どこにあるか、聞いて、
自分で行こうと思ったけど、
やさしい人で、わざわざ連れて行ってくれた。

「こっちの棚だよ」
「ありがとう」

その棚にある本より、気になるものがある。

monkey climb ストックホルム市立図書館

棚の横に、上半身はだかで本を読んでいる
おじいちゃんがいるじゃありませんか。

図書館のスタッフのお姉さんは、
「服着てください」ねんて声をかけずに
戻っていった。

なんて、自由人にとって、
酸素量が多い空間なんだろう。

いや、これは大切なメッセージを
背中で語っているのかもしれない。

「過去の成功体験や知識、習慣を脱ぎなさい。
そして、また学ぶのだ、わたしのように」と。

スウェーデン建築家
グンナール・アスプルンド設計による
円形の棚がすてきな市立図書館です。どうぞ。

monkey climb ストックホルム市立図書館

monkey climb ストックホルム市立図書館

monkey climb ストックホルム市立図書館

monkey climb ストックホルム市立図書館

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
自由な人は相手の自由を奪わない人です。

このときの場所/スウェーデン ストックホルム
現在地/日本 埼玉

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