リトアニアの首都ヴィリニュスのなかには、
ウジュピス共和国がある。
共和国とは言っても正式な国として
認められているものではないんです。
このウジュピス共和国の４１項目ある
憲法が、すごくいい。
３「だれもが死ぬ権利がある。義務ではないよ」
４「だれもが失敗する権利がある」
５「だれもがユニークでいる権利がある」
１２「犬は犬でいる権利がある」
３３「だれもが泣く権利がある」
ユーモアのある憲法を読んで、
こんな国だとしたら住みたいと思った。
軽くて、深くて、おもしろい。
うん、これはぼくの理想かもしれない。
憲法は、その国の個性だ。
日本の第９条なんかも、かなり尖った個性だ。
憲法がかっこいい国にぼくは住みたいと思った。
日本の憲法が変わろうとしている。
それ自体はわるいことではない。
でも、かっこわるくしないでほしい。
どうせ変えるなら、世界中から日本に住みたい人が
増えるような憲法にしていい。
世界でもっとも平和を志す憲法であってほしい。
世界を平和に巻き込む憲法であってほしい。
そうじゃなければ、変える必要ないよ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
あなたが共和国をつくったら、どんな憲法つくるかな？
このときの場所／ウジュピス共和国
現在地／日本 埼玉
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