オーストリアのセバスチャンとは、
音楽や移民、文化の話をたくさんして、
ノルウェーのオスロでまた会おう
ということになって別れた。
次の目的地は、スロバキアのブラチスラバ。
ブラスチラバ、ブラチスバラ、
ブラスチバラ、ブラチスラバ。
もう、いったいどれがほんとうの
ブラチスラバかわからない。
週末ということもあり、ブラチスラバの
街はたくさんの人にあふれていた。
スロバキアの民族衣装を着てる人や、
サーカスのような格好でパフォーマンス
する人が街を色鮮やかにしている。
通りからで音楽が聴こえてきたので、
音に誘われるままに近づいていくと、
音楽のライブが行われていた。
有名なのか、名前さえもわからないけど、
アコーディオンを担ぎながら歌うボーカル、
音楽が好きってのが伝わる演奏。
クラシックな楽器をアップテンポに
演奏していて、とても、かっこよかった。
この音を聴けただけでもよかったんだけど、
さらにこの場に来て、よかったなあと
思えたことがもうひとつあったんです。
それは、バンドの音に合わせて、
子どもの踊る姿を見られたこと。
音がいいということもあって、
カラダが動くままに踊り出す子どもたち。
みんなそれぞれ違う動きをしているんだけど、
たのしそうに踊る表情は同じ。
3歳にも満たない子どもでさえも、
カラダの中のなにかが反応して
ステップをふんでいるじゃありませんか。
ライブのはじめ、正座をしながら
観ていたニット帽をかぶった女の子。
ミュージシャンに対するリスペクトでしょうか。
礼儀がよろしすぎですわ。
ただ、こんなお上品な女の子でさて、
みんなが踊ってる姿を見ると、
小さく、踊りはじめたんです。
子どものよさは、誰がなんと言おうが、
やりたい表現をすること。
こころの声に従っていること。
こころのままに自由に踊る子どもたちの姿が
ぼくにほ、キラキラして見えた。
子どもって、かっこいいよ。
あらゆる表現には、批判がつきまとう。
書けば、なにかを指摘されるし、
描けば、なにかを指摘されるし、
言えば、なにかを指摘されるし、
動けば、なにかを指摘される。
じゃあなにもしないのが幸せなのか?
そんなことは、ぜったいにない。
子どもたちのマネをして、まずは、
おどれ、オレ、ドレミ。なのである。
時代の音に耳を澄ませながら。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
「踊る」ってのは、生きるテーマかも。
このときの場所/スロバキア ブラチスラバ
現在地/カナダ バンクーバー
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