ヨーロッパの中でもたのしみにしてた国がある。
「自由な国」として知られるオランダだ。
オランダのロッテルダムに入り、近くにある
ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館
(Museum Boijmans Van Beuningen)に
行ってきました。
先に言うと、ここの美術館サイコーでした。
ここに来られただけでも、
オランダに来たかいがあったと言えるくらい。
美術館に入ると、荷物や服を預けるところが
すでにセンスに満ち溢れています。
はて、どうやって服を引っ掛けるんだろうか。
見た目のハイテクな感じとは裏腹に人力でした。
紐を持ち上げるとハンガーが下に落ちてくる。
ハンガーに服をひっかけ、紐をひっぱり
ハンガーが天井に向かって上がっていく。
そのすきに、カギをしめるというもの。
はじめに入ったフロアで、
ココロにひっかかった作品はこちらです。
どんなアートに見えますか?
もう少し、ズームしてすると、こんな感じ。
こちらが下の写真。
こちらが上の写真。
これは、Alexandra Birckenさんによる『Maria』という2010年の作品で、
金髪で、白くて、細いのが現代の美しさに
なってることを皮肉ったもの。
美しいと思うものは、
人それぞれちがってていい。
これは、ここのところぼくが思っていること。
みんなが、どこかのだれかが決めた
「美しさ」に向かっていくと、
世界は平均的になって、つまらなくなる。
環境にまったく左右されないってことが、
むつかしいことは知ってます。
だから、流行りも取り入れたくなるだろうし
自分の周りの友だちのファッションに
近づいていくこともあるでしょう。
でも、ぼくは、自分が「美しい」と
思うものを隠さずにいたい。
「スウェーデンに行く」とぼくが言うと、
「金髪好きなんだね」と言われたり、
「美人の多かった国は?」と聞かれて、
「エチオピア」って答えると、
「えっ、エチオピア?」と微妙な顔を
されたことがある。
ぼくの「美しい」と思うものを
勝手に決めないでおくれ。
まあ、金髪がキライってわけじゃないけどね。
世間が考える「美しい」じゃなくて、
自分の思う「美しい」を発見、考えていきたい。
ああ、今日もけっこう書きましたねえ。
ここの美術館のすんばらしさは、
明日書くとします。
いやあ、ほんとうによかったんです、ここ。
それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
あなたが美しいと思うものを教えてください。
このときの場所/オランダ ロッテルダム
現在地/アメリカ ワシントンD.C.
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