オランダといえば風車のある景色。

オランダ 風車

オランダの「力んでる大工」、
じゃなくって、「キンデルダイク」という、
いくつもの風車がある場所に行って思った、
あれ、そもそも風車ってなんだっけか?

風車には、風の力で内陸に入ってきた
海水を排出するためのものと、
小麦を粉にするためのものがあるんだとか。
オランダで活躍していたものの多くは、
前者の海水を排出するもの。

なんでそれが活躍していたかというと、
オランダは海に近い低地という特徴があって
オランダは英語で「Netherlands」、
オランダ語では「Nederlanden 」と言い、
「低い国」って意味なんだそうです。

今の時代はテクノロジーが発展したために
ポンプを使って水を排出できるけど、
昔は自然のエネルギーを利用するしか選択肢
がなくて、風という力を利用していました。

土地が低いから、内陸に水がたまりやすく、
それを解決するために活用していた風車。
風車自体は少なくなっているけど、
それが今では、オランダの重要な
観光資源にまでなっている。

水が入ってくるという大きな問題があって、
それを解決する答えを出して、
その解が今では、人を集めることのできる
大切な財産にまでなっている。

なんて、すごい物語なんだろう。

水が溜まりやすい国に住んでいることは、
とてもたいへんなことだと思います。
それでも、こういう明るい未来を少しでも
想像することができたたなら、
問題ってもの、わるくないかもしれません。

もちろん、解決の糸口が見つからず、
ゲロが出そうになる問題もあります。
それでも、明るい方向を見ていきたい。

「問題です、どうしましょう?」
とだれかに聞かれたときに、
力んでる大工のように眉間にシワをよせて
「どんな問題だよ?」と言うんじゃなくて、
いい意味で力のぬけた大工のように、
「はいよ、ほんでどんな問題だい?」と
言えるような状態でいたい。

風車とその周辺の写真です。どうぞ。

オランダ 風車

オランダ 風車

オランダ 風車

オランダ 風車

オランダ 風車

オランダ 風車

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
解決できないと思いながら考えるのか悩む、
解決できると思って考えるのが考える。

このときの場所/オランダ キンデルダイク
現在地/アメリカ アトランタ

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