【慮る】おもんぱかる
1. よくよく考える。熟慮する。
2. はかりごとを立てる。

慮ることは、美しい。

周囲のことをよーく考えることのできる
日本人独特の言葉だと思う。

ただ、慮りすぎることは、まずい。
周囲のことをよくよく考えすぎると、
まわりの目を気にしすぎて
自分の意見が言えなくなったり、
とりたい行動がとれなくなってしまいます。

「慮る」の反対岸には、
「自己中」という言葉がある。

【自己中】自己中心的の略
何事も自分を中心に考え、
他人については考えが及ばないさまをいう。

自己中心的は、美しくない。
みんなは、こう考えることだろう。
ぼくも、自己中心的は、よくわないと思う。

ただ、慮るのやりすぎはいけないけど、
自己中心的は、やりすぎればいい。
そんな風に、ぼくは思っている。

本気の自己中であれ。

というのも、ちょっと自己中でいることは、
自分だけの利のために動いて、
まわりに迷惑をかけてしまう。

ただ、自己中でい続けることは難しい。
というのも、学校や会社、コミュニティでは
まわりを考えない自己中な人は嫌われる。
自己中な人は話を聞いてもらえなくなる。

嫌われた状態や環境にいることは、
自分を中心におこうとする人にとっては
心地よくないはず。

でね、ぼくがオススメしたいのは、
広ーくて、ながーい、自己中なんです。

多くの人間が、1000年先の
地球環境のことを考えられないのは、
自分たちの寿命が100年程度だから。

1000年の寿命があったら、
もっと真剣に深く考え行動するだろう。
それは、自分が生きているから。

自分のことを中心に置いているけれども、
自分のいる場所を心地よくするために、
相手のことも考えたり、
チームや地域のことも考えたり、
もっと言えば、
地球のことも考えるということ。

自分の話を聞いてほしければ、
まずは相手の声に耳を傾ければいい。

自己中心的に相手を慮るということだろうか。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい1日を。
あなたは、自己中ですか?どのレベルの?

このときの場所/ー
現在地/アメリカ ニューオリンズ

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